五月十九日の朝、出勤前に「日比谷公園」に立ち寄りバラ・ばら・薔薇を撮って来ました。 始業が十時ですので、九時過ぎより撮りまして、仕事場に歩いて向かい丁度十時に着きました。

 ここのところ陽気がいいので、朝は早起きが出来て、仕事場には約一時間前に着くようなりましたので、それならばまずは日比谷公園に立ち寄り、それから出勤でも充分に間に合うので、そうしたのですが、この日の日差しは強い。 木陰が恋しくなる。 木陰に風が吹き抜けると真に気持ちのいい陽気です。 画像でも日差しの感じが伝わるはずです。

 日比谷公園内で世の中の華やいだ光景を見まして、華やかさには無縁の自分が侘しくも感じたのは確かですが、こうして四季折々花を愛でるのは、この世の花やかさの極みではないかとふと感じた次第です。 

 「つれづれわぶる人はいかなる心ならむ」とやはり徒然草の一説が頭に浮かんでしまいました。 「世に従へば、心、外の塵に奪はれて惑ひ易く、人に交れば、言葉、よその聞きに随ひて、さながら、心にあらず」。 人の世を生きているのですが、人の世の華やかさも「さながら、心にあらず」と言うのも自分の本音です。 まずは「世に従ひ」生計を立てるしかない、ですが「心にあらず」と言うもの間違いなしです。 

 

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  「季節の花 300」と題するサイトは実によく花について調べられていまして、時々参考にしています。 必ずお役に立つサイトのはずです。