桜も終わった頃につつじ・躑躅が咲き出す、今年は寒いせいかまだまだなのですが、早咲きのつつじを見つけてしまいましたので、まずは御覧下さい。 四月の末くらいにはどんどんと咲き出すはずですので、それまではリラ・ライラック、山吹、つばき、石楠花(しゃくなげ)等々も掲載して、しばらくは待ちましょう。 ぼたんの撮影(上野東照宮ぼたん苑)も四月の二十四日頃に予定していましたが、今年は寒いので月末頃にずらしたくらいです。

 

 

 

 さて下に霧島つつじ・久留米つつじを掲載しますが、この時期に目が覚めるような真紅で一際目を引きますが、そのつつじの上に八重桜の花びらの舞い降りています。 文字通り風に流され風流な姿です。 雨に濡れると一段と鮮やかになる。

  ここでひと息入れましょう。 これからどんどん咲き出し咲き乱れるつつじですが、その前に切花で「しゃくやく、芍薬」を買って、仏壇神棚に供えました。 あまりにすばらしいので下に掲載します。 この時期を彩る花の一つです。 

 「起てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」、誰が言い出しかは知らねども、言い得て妙なり。

 ここでまた一息、この時期にどうしも見逃せないのが「藤」です。藤の花四枚と小手毬(まり)と名付けられた、風に揺れるとまるで毬をつくようにも見えるのを掲載してみます。

 

 日差しは初夏となりまして、緑陰を求めたくなります。 少し前まで寒いと言って厚着をしていたのが、まるで嘘のように感じられてしまいます。 半袖の人も見かける。 命盛んな時節となりました。

                

  

 また芍薬です。 一週間前に買った切花が終わりとなりそうになったところ、花屋でも見事な八重を見つけましたので、また買って仏壇神棚に供えました。 こちらのほうが値段も少し高く立派なものでして、やはりどうしも写真を撮りたい気持ちとなってしまいました。 小ぶりなぼたんと言う感じが芍薬です。

                          

              

 最後に青葉若葉新緑を。 冬に真黄色になり、やがて散り果てた銀杏の木が青々と。 それに欅です。 新茶の季節ですが、ちょっと怖いところがある、困ったものです。 福島のみならず、みんなが犠牲者となってしまいましたと言うより、犠牲を強いられている。 花がしばしの慰めとならば幸甚です。

  

                              

                                               

  「季節の花 300」と題するサイトは実によく花について調べられていまして、時々参考にしています。 必ずお役に立つサイトのはずです。