精工舎秒時一型乙 軍用クロノグラフ【Seikosha manual-winding chronograph 17jewels】
懐中時計、機械式手巻きクロノグラフのオーバーホール、巻き芯作成、竜頭取り付けとクロノグラフ
用プシュボタン取り付けですが、大変お時間がかかってしまいました。
先ずはリュウズとプシュボタンがない状態で時計修理に持ち込まれました。 巻き芯別作、巻き芯
クロノ用パイプ別作、オシドリリ補修、クロノグラフ動作調整、クロノグラフ車押さえバネ調整、30分計
クロノハートカム補修、クロノグラフボタン調整と大変な時計修理となってしまいました。 日差+2秒
以内で動作するようになりました。
製造当時は物資が不足したせいか、「すり合わせ」(今で言う手づくり)部分が多かったそうでしたの
で、製造より60年以上も経過してやはり「すり合わせ」部分が多かったそうです。 色々な思いがこの
時計を何とか復活させたと言っても過言ではないと思います。
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