ブライトリングダトラ【Breitling Datora Cal.R89 17jewels】  

　岐阜県各務原市からの宅配時計修理御依頼です。　関西でよく使われる「往生しまっせ」
と言う言葉が何故かぴったりの時計修理となってしました。(^_^;)　　

　まずは文字盤再生・文字盤リダンの時計修理御依頼でしたが、時計を受領した時に笑って
しまいました。　まず文字盤再生・文字盤リダン・文字板リダン・干支書き換え・ダイアル
リフィニシュ・Dial Refinishingです。

　文字盤再生しました画像をお送りしましたら、お客様がオーバーホールをもとの御要望が
御座いました。　
　
 ブライトリングダトラの文字盤再生・文字盤リダン・文字板リダンはこの十年余りで二つだけでして、
同業他社サイトでは見た事がありませんので、間違いなく日本では当社だけがやったのみと言って
も過言ではありますまい。　世界でも多分そうなのでしょう。　

　そうです、今や「あいあいショップ」は「世界のあいあいショップ」となりましたんだとさ、
ホラや、ホラや。(^_-)-☆

　関連サイト:　別のブライトリングDatora時計修理　文字盤再生、オーバーホール、時計ケースの再メッキ

  さてここからですが、「往生しました」。　その事について説明をします。　まずは下の裏蓋
画像で二箇所のへこみ・凹みがあります。　多分裏蓋が開かずに、凹みを付けて、その凹
みを使って無理やり裏蓋を何とか開けたはずです。　ところがどすこい、つけた溝が裏蓋
を貫通してしまっていまして、それを隠す為に半田付けをしてありますが、その半田が大盛り
、盛り沢山で、それが位置によりプシュボタンに悪さをする。　ポーランドにはワルサなんて
元首相がいたはずですが、わが国にも居そうな。　ワルサでなくワレサだったか。(~o~)　

　原因がわからずに頭を抱えてしまいました、ようやくわかりまして、裏蓋の位置を調整して
何とか解決しました。　こんな時計修理は見たことがないのですが、どんな人がやったか
おわかりのはずです。　アンティークウォッチ、ヴィンテージウォッチには過去の修理でかな
りあやしいのがあるので要注意です。　特にあちらのものは・・・。

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