平成二十六年、2014年、今年は少し趣向を変えてみようかと思いますが、早々と二月の末よりの桜の撮影となりました。 早咲きの河津桜、そして人工的に早咲きの啓翁桜と続きます。 啓翁桜は切花でよく売られていますが、上より五番目にありますが、これは近所のお寿司屋さんの店頭で撮ったものです。 待望は勿論、三月末から四月初めに咲くはずの、枝垂れ桜です。
撮影日 平成二十六年二月二十六日 河津桜(かわづさくら) 「銭要らず買わずに咲くや河津桜」 撮影日 平成二十六年二月二十六日 啓翁桜
撮影日 平成二十六年三月二十九日 駒込 六義園にて この日快晴、朝一番で行ってまいりました、出立する前に遺影に向って「今日はお花見、みんなで行きましょう」と声をかけましたが、生前には叶わなかった事でした。 御霊を五つ背負った気持ちでまいりました。 着けばただただため息、その姿を拝んでしまいました。 「仰げば尊し」とはまさにこの事にあらざらんや、人では稀なり。 「かけまくも畏(かし)こき」とはこの事にあらざらんや。 春先ですので、その前の晩は風が気持ちよく吹いていましたが、大風にならぬ事を願いました。 念願叶って気持ちよい朝となりました。 「春風のここちよくぞ吹き過ぎる明日は花見ぞな吹きすさびそ」遊楽
園内を通り帰るとうぐいすの初音をうれしく聞きました、都心にあってもこれだけ木々が多いとうぐいすも鳴く。 実にいい朝となりました。 「うぐいすの初音聞きにし帰り路よき日よき朝よきさくら花」 遊楽
四月二日以降に身近な所で撮影
背景にさくらを入れて紅く咲く大きな椿を撮ってみました。 この時期にはこう言う趣きもある。 「折節の移りかはるこそ、ものごとにあはれなれ」哉。
さくらの風に舞い散る姿もまたいい、咲いてよし散ってよしがさくらです。 「咲くが花散るもまた花仰ぎ見る月夜に遊ぶさくら花かな」遊楽 そして八重桜、大島さくら そして、山吹き 「咲くが花散るもまた花仰ぎ見る月夜に遊ぶさくら花かな」遊楽
「季節の花 300」と題するサイトは実によく花について調べられていまして、時々参考にしています。 必ずお役に立つサイトのはずです。
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