さざんか・山茶花は十一月の上旬頃から咲き出す。 ちょうど亡き親父の命日が山茶花の咲き出す頃と覚えています、すでに十三回忌を終えましたが、まるで古代人のような覚え方です。 

 椿はその後ですが、それから春三月、四月くらいまで咲いているのがつばきです。 「山茶花、つばき」と題した写真集ですが、数ヶ月に及びますので折々にのんびりと撮って編集していきます。 

 冬の花と言ったら「山茶花とつばき」でして、何処でも見られるのですが、まことに捨て難い。 紅いのが多いのですが、寒い冬に赤はほんのりと温まるように気になります。 熱燗のような花とも言える。

 更に雪化粧に紅く咲くつばきはいいに決まっているのですが、なかなかその機会に巡りあえないと思いきや、今年はもう二度も雪が降ったので、その姿を撮影出来てしまいました。 一番下に掲載しました。

 

 

 

 

 一月二十八日、二度目の雪。 朝起きて外を見たら雪が降っているのでびっくりしました。 そうだあの椿を、雪に咲くつばきをと思い撮りました。 空が暗いせいか暗く写っています。