本年最後の大規模撮影となったはずとまたまた大法螺から始めましょう。 小石川後楽園は梅、桜と春には二度ほど訪れたのですが、紅葉はあまり期待はしていませんでしたが、もしかしてと思い十二月三日の午後に行ったのですが、曇天でしかもカメラの電池がこれからと言うところで切れてしまいました。
それで翌日四日の午後にいくらか日が射す頃を見計らって、往復一時間程仕事を抜け出して撮影しました。 まず連日訪れる事はないのですが、それほどあでやかなもみじを目の当たりにしてしまいした。
すばらしい、時を忘れて酔ってしまいました。 この酔い心地は気持ちがいい、悪酔い二日酔いもなし。(^^♪ 師走にこんな光景に巡り合えるとは幸いこの上なし。
京都でも行くべぇーかと思ってはいたのですが、遠いのと準備も必要なのと天気に左右されてしまいますので躊躇(ためら)っていたのが幸いしたかもしれません。
「楽しみとは与えられるものでなく、楽しみ方の工夫によって得られる」と言っていいはずです。
最近はライトアップが盛んなようですが、あんな原発事故があって収束の目途も未だに立たないもかかわらず、喉元過ぎれば何とかとなってしまっているようなのが残念です。
ここの画像を見ただけで科学技術による人工照明の貧弱さを感じられるはずです。 このあでやかさ、それが光の加減で限りなく幾様にも変わる。
さてここまでに「六義園」に引き続き「小石川後楽園」の写真集ですが、大小併せて400枚以上の画像処理と編集を一気にやってしまいました。 離れ業(はなれわざ)と言いましょうかと自画自賛しておきましょう。(^^♪ 少し指も痛くはなりましたが、そんな事は何のその。
こうして自分を動かす力はいずこより湧き出づるのや、そんな事を思っていますと自ずから徒然草の一節が頭に浮かんで来ます。
「人は天地の霊なり。 天地は限るところなし。 人の性(しゃう)なんぞ異(こと)ならん。 寛大にして窮(きは)まらざる時は、喜怒(きど)これに障(さは)らずして、物のために煩(わづら)はず。」
年末に来て我を忘れ、時世を忘れ、世間を忘れ、まことによき時を過ごしました。
十二月一日に訪れた駒込 六義園のもみじの画像もぜひお楽しみ下さい。
「季節の花 300」と題するサイトは実によく花について調べられていまして、時々参考にしています。 必ずお役に立つサイトのはずです。
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