撮影場所 上野不忍池  撮影日 平成二十一年七月十八日 July 18th, 2001

 初めて蓮の画像を撮ってみました。 時々新聞等々で見かけるのですが、どうしても自分で
撮影してまとめてみたい気持ちが起こりましたので、相変わらず僅かの時間しか許されません
が実行しました。 もう少し撮りたくもあったのですが、いつかそう言う時節も降りかかるかも
しれませんので、それを楽しみとして取っておきましょう。

 

 途中池のほとりで鴨が休んでいましたので、撮影してみました。 動かなかったのでうまく撮れました。 鳥の名前がよく
わかりません、鴨でいいとは思っていますが・・・・・。
(*^_^*)
 


        

        
 ここに掲載されています蓮・はすの画像はどれでも御利用できるものならば御利用されて結構です。 共有されて
こそ華なりとの信念がありますし、空気のように誰にでも共有される事を望んでもいます。

 


      

 蓮、ハスは「蜂巣」とも呼ばれているのですが、黄色い部分が蜂の巣に似ているからだそうです。
フーテンの寅さんの主題歌にも「どぶに落ちても根のある奴はいつかは蓮(ハチス)の花と咲く」と
ある。

 種類は他に知りませんが、ともかく魅力のある花、蓮(はちす)です。 この世の人込み・人ゴミ
は支配したり支配されたり、殺したり殺されたり、脅かしたり脅かされたり、盗んだり盗まれたり、
騙したり騙されたり、色々と嫌な事忌む事が多すぎる程ありまして、目を覆う事もしばしば起こる。

 今日では奴隷や奴隷制度や植民地もなくなっているはずですが、姿形は違って同様の事が起こ
っているのも事実でして、最近では使い捨ての「派遣労働者」の事が騒がれている。 また印刷物
の紙幣の奴隷の如くとならざるを得ないのも事実でしょう。 「金権奴隷支配体制」なぞと言う言葉
も満更ではないはずです。 

 金銭が原因で殺したり、盗んだり、死んだり、怨んだり、零落したりもある世の中です。 金銭なん
ぞない世の中が一番のような気もしてしまうくらいです。  幅広く集めた金で土地の相場を吊り上
げていよいよ暮らし難くする。 挙げたら切がないくらいです。
 
 古今東西地獄の様相相変らずですが、そんな中でぽっかりと咲き出す蓮華を見ることは大きな
慰めであり、天の教えを目の当たりにするような気がします。  

 泥土より花を咲かせ実をならす力、天の力で我等もこの世に命があり、ぽっかりと咲きたいもの
です。 

 徒然草に「縁(えにし)を離れて身を閑にし、事にあづからずして心やすくせんこそ、暫く(しばらく)
楽しぶとも言ひつべけれ
」とあります。 多忙に押し流されるような日々の生活ですが、寸陰愛惜の
心を常に持ち続けたいと念願して止みません。 

 「存命のよろこび日々に楽しまざらんや」とまた徒然草にありますが、穏やかに日々楽しみながら
暮らしたいものですが、そうや問屋は卸すまいし、喜怒哀楽には激しいものがあるはずです。
    

       

                                   

 自分は諸事情で都合のいい「上野不忍池」だけの撮影でしたが、勿論他の地区の方が都心と違
い立派で見渡す限りの蓮が見られる所があります。 八月に撮影された画像を少し掲載しますが、
趣が違うはずです。 はすだけに違う
はすです。(*^_^*)

    

     

                                          

     季節の花 300」と題するサイトは実によく花について調べられていまして、時々
  参考にしています。 必ずお役に立つサイトのはずです。